本
- 作者: 梨木香歩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2001/08/01
- メディア: 文庫
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本屋へ行く前に、「今日、(この本を)買おうと思って」と話していたら、母が「だいぶ前に、人に借りて読んだなあ。あっちゃん(わたしです)が学校へ行かれなくなったころ」と言っていて、読んでから「なるほどな」と思った。
あのころのわたしが読んでいたら、どう感じたのかな。
映画の公式サイトでのあらすじや、本のあらすじをざっと読んでも、自分にはおもしろいだろうか?退屈じゃないだろうか?と、心配だったのですが、twitterで、信頼できるフォロワーさんたちの「わたしは好きです!」という意見に背中を押され・・
読んで、よかった!
今日はよい気分で目覚め、かなり健康的な朝食をとり、家の仕事を済ませ、それから老人に付き合ってお出かけ、のんびり散歩をしてきて、ちょうど不登校だったころの自分と変に重なる心境にもなり、
帰って、ぽかぽかした窓際でこの本を読んで、
あらゆる出来事がささやかで、だけどしっかりと清らかで、温かで、優しい(前回感想を書いたトリイ・ヘイデンの本にもそんなこと感じたな。きっとそういうものに、今わたしは飢えているのかも・・)、安心と強さをもらったような気持ち。
ここ最近ずっとくよくよしていて、それが晴れたわけではないけれど、一時の、ほわーっとした感じを味わえて、読んでみてよかったな。
あと、なんだかんだ、「魔女」ってものにとっても惹かれるので、その辺りにも、読んでいてにやにや。
苺ジャム作りたーい!ミントティー飲みたーい!!
世間的にアレなのでこの言葉あんまり使いたくはないけれど、「癒し」みたいなものを心底求めている自分がいます・・弱ってる・・弱っておるね・・
「西の魔女が死んだ」、映画もよいらしいので、近いうちにDVD借りてきて見たいなあ。