展示

ロシア・アニメーションの巨匠
ノルシュテイン&ヤールブソワ
話の話
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2010/norshtein/index.html

以前、この神奈川県立近代美術館 葉山で催された、ヤン・シュヴァンクマイエルの展示がじつに素晴らしかったので、今回もかなり期待して行ってきたのだ。
海辺の美術館、雨が降ってなかったら最高だったのになあ。
ノルシュテインさん、ヤールブソワさん、この方たちのアニメーション作品は一度も見たことがなくて、今回、母のお誘いで知ったわけだけど・・
おもしろかった。話の内容は、単純な起！承！転！結！が無く、よくはわからなかったけれど、アナログな質感、絵がむくむくうごめくかんじ、光の描写、なんとなく、どよんと鬱屈した空気、大変好みでした。
暗い背景に、ぼんやり白を乗せていって光と影を作っていく絵の描かれ方がとってもとっても好きなので、紹介されていた画材「チタニウムホワイト」というのが気になってしまった。わわわわたしもその塗り練習してみたい・・！
表題作「話の話」に出てくるオオカミのこどもが！かわいくてかわいくてかわいくて！！ポストカード3枚購入。どの絵も憂鬱でいい。
不安げで危ういの、好きだなあ。