ザッハリッヒ 蚕の記録

気まぐれお絵描き屋さん、蚕(かいこ)の記録です。作品について、日常のこと、過牛歩で。

いいにくの日!ですね!わたしは豚肉を食べました。
雨で寒いので、今日はめずらしく、寝室に籠って読書していました。
このあいだ、美術館の物販コーナーで買ったもの。

ただただ、猫が好きで、興味を惹かれて読みだしたのですが、これがなんだか、ふむふむ、と、おもしろい。
既にあるものたちから、筆者が調べ、抜き出し、解説してくれるもの。
サスペンス!ファンタジー!とかの、いわゆる「物語」ではなく、「昔こんな書物があってさ!そこにはこんなことが書いてあってさ!」という、なんというか、現代のネット社会で言うところの「まとめ」的な。
そんで解説のあとの、筆者の「わたしは、それで、こんなふうに感じたなあ」というのも、控えめで、余計なかんじがしなくて、「猫好き!」の目線からの、温かみみたいなものもあるような気がして、読んでいてなかなか心地良かったな。
うう、うまく言い表せないけどさ・・


ひさびさに活字読んだな。苦手なのです。
兄に借りている本を、そういえば何ヶ月前か、「返して」と言われて、あわてて一気読みしたけれど。
それはほんとう、ストーリー、ミステリー小説でした。


今日読んだ本のような形式のものは、あんまり読んだことがなかったなあ、と、ふと、今日、思いました。
ノンフィクション物はけっこう好きなんだけどね、そういうのもなんだかんだ「物語」があるからなあ。
文献というのか、そういうものを紹介していくような本を、こんなに楽しく読めたのは初めてかもしれない。


ひとまず、じつは未読の、夏目漱石吾輩は猫である」を読んでみたくなった。
あ、あと、今回読んだ本に出てきた「十二支に加われなかった動物たちが合戦を仕掛ける」とかいう昔の読み物も気になった!
なにそれ!バカかわいい!!!
ってなりました。笑