ザッハリッヒ 蚕の記録

気まぐれお絵描き屋さん、蚕(かいこ)の記録です。作品について、日常のこと、過牛歩で。

読みとちゅう

愛されない子 (上) -絶望したある生徒の物語- (ハヤカワ文庫 HB)

愛されない子 (上) -絶望したある生徒の物語- (ハヤカワ文庫 HB)

ほんとうは大竹茂夫さんの表紙絵の本がよかったのだけど、本屋さんに文庫版しかなくて・・
トリイ・ヘイデン、大好きです。
今まで読んだので、いちばん好きなのは「よその子」かな。
「シーラという子」「タイガーと呼ばれた子」も大好きなのだけど、「よその子」は、自分の抱えている問題に近いものを抱えている子供が出てくるので、わー、そうかー、なるほどー、と感じることがたくさんあり、すこし特別なのです。
本はふだんあんまり読まないけれど、ノンフィクションものが好き。
自分の抱えている問題に関すること、それに近いことが書いてあることでないと、読めないのだなあ。
物語を物語として、自分には関係のない、よそのことのように感じるものには、どうしても興味をもてない、自分は閉じた世界の人間だなあと思います。よくないことだな。