ザッハリッヒ 蚕の記録

気まぐれお絵描き屋さん、蚕(かいこ)の記録です。作品について、日常のこと、過牛歩で。

蝸牛歩


ここ数年びっくりするくらい絵を描かなくなったわたしですが、
なんとこの5日ほど、怒濤のお絵かき週間に突入しておりまして!ばかばか!鞭打って10枚も描いたわよ!仕上げたわよ!!!
こんなにも自分にガッツがあるとはしらなんだ・・
でっかく!あなろぐで!ふるからーで!という絵ではないので、どうにか短期間で形になってくれてよかったです・・ふっへえ、もうほんと、ひとあんしん・・
なんのための、どういう絵かは、そのうち皆さまにもちゃんとお知らせしたい+ご覧いただきたいなーと思っております。が、わたしも、まだ、どういうアレなのか、ぜんぜんわかっていないので・・いろいろ明確になってきたら、ドヤ顔でご報告したいと思います。ぐへへ


「今年は暗い部屋の絵しか描けなかったなあ・・」と反省していた矢先、2010年あとすこし!って段階で気持ち的にダダーッと追い込みどうにか走りきり!妙な達成感を得られ、自分的にはまずまずなお絵かき年となりました。
どうしても手をつけられない絵とか、心残りはまだまだたくさんあるのですが、中途半端にやっつけるのもいやなので、追々、じっくりやっていくしかないですぬ・・
ひさしぶりに手を動かしていて、いろんなことを思いました。
絵を描くことは、やっぱり自分にとってとてもだいじなことで、だからこそ、それにまつわることにはすごくピリピリするし、頑固にもなるし・・なんというか、気が立っていて、その感覚が懐かしく、愛しかったです。
大好きな人たちのことを考えて、みんな優しいなあ!優しいなあああ!そんな優しい人たちに支えられてる自分は幸福だなあ!守らなくちゃなあ!守らなくちゃ!戦わなくちゃ!勝たなくちゃ!勝って、帰らなくちゃ!帰らなくちゃなあ!!!とか、つよーく思ったりして、結局どうしても戦闘モードになって描いている。


「絵を描くカイコ」にしか興味がないという人は実際いるし(率直にそう言われたことがあるので)、それはしかたのないことだと思うけれど、わたしには「あっちゃんがしあわせだったら、絵描かなくてもいいと思うよ」と言ってくれる友人がいて、うまく言えないけれど、そういう友人がいるから、わたしは「絵を描く自分」になって、戦えるような気がするんです。


自分の絵が、具体的に「何かのため」になるかって、そんなことはわからんし知らんけど、ただ、奮い立たせてくれる存在がいるってことが、自分には心強いというか、しあわせに思う。
来年も、よいペースで納得のいく絵を描けたらいいな!
(もう今年は描かない気)


写真は、先日たまたま遭遇した骨董市で見つけたカタツムリのチャーム。
のろのろ生きている自分に!