ザッハリッヒ 蚕の記録

気まぐれお絵描き屋さん、蚕(かいこ)の記録です。作品について、日常のこと、過牛歩で。

その後

めそめそ期から脱出、友人たちと会う、ひさしぶり。
いろんな話をする。
わたしは、自分の描いた絵のTシャツ着てて、ちょっとばかみたいだった。
おかしいね。


「100%って無いんだって。だけど、それって素晴らしいことなんだって」
と話したら、
「一瞬、100%はあるのかもしれない!花火みたいなもので!」
と言われて、ああ、そうかな、そうだといいなあと思った。



大島弓子作品を読んで「がらん」の良さを感じ、
ヘンリー・ダーガー映画を観て「埋めなくちゃ」の焦燥感、
ふたつが、せめぎ合う。
ああ、花火か。
わたしは今日、恋人に
「ゲイジュツは、爆発なんだよ!!」
と話して、「それパクリじゃねーか」とか、つっこまれていたのだけど、
「埋めなくちゃ」がいずれ、爆発を招き、「がらん」になる、
これを繰り返して、生きていくんだ。
爆発の一瞬こそ、求めた100%なのかもしれない。
ピップ!
パップ!
ギー!
で、扉がひらいた、きのう。


ねこ、さわりたいなあ、もう。