ザッハリッヒ 蚕の記録

気まぐれお絵描き屋さん、蚕(かいこ)の記録です。作品について、日常のこと、過牛歩で。

聴いて聴いて

このごろのわたし、すごいの、自分のなまえを考えているだけで泣けてくる。
「あたたかいこ」なので「かいこ」というのは、あとづけで、だけど、さいきん好きになった自分の名前。
かなしいことばかり考えています。
どうしようもなく、過ぎてしまったこと、母親のこと、兄のこと。
100%のない世界に放り出された赤ん坊は、
「いっしょにしんであげるよ」
という他人に出会い、恋をして、愛しあう、
ふれる、なでる、はじかれる、抱きしめる、輪郭をさぐる、
「自分はここにいるのだ」と、毎日確かめる。
ときどきは、泣かなくちゃやっていけない、世界のおわりを繰り返す。


月曜から、病院を、お医者を変えるのです。
以前かかっていたお医者さんなので、すこし希望的、安心。
もっと早くそうすればよかった。


すこしずつ、眠れてきている。
しかし、毎日泣いてばかり。
くるりの「ばらの花」を通して、矢野顕子の「ばらの花」を思って、泣けてしまう。